Garden Design Office萬葉のNEWSを綴る。
冬の手入れ
 
 ここ3日間は冬の手入れに。

 寒肥(冬の寒い間に施す肥)と
 マルチング(土を覆うこと。ここでは樹皮やチップなど)の追加、
 枯れ枝や咲き終わった花芽の処理、
 除草しながら全体の掃除をしていきます☆


 19日の火曜日は
 昨年の6月頃に施工させていただいて
 年間管理をさせていただきます「金剛の庭」に。
 


 
 [竣工時の写真]


 「金剛の庭」は
 南大阪を中心に活動されている草花・鉢植えを専門とされている
 「UEKOMIYAあなべる」さんとタイアップして
 お仕事させていただきました☆
 (あなべるさんの作業の内容は「ブログ」で書かれています)


 この日の手入れもタイアップで(笑)


 庭の施工させてもらったときもそうだったんですが
 現場でなにかと新鮮なことに出会います☆

 
 僕の仕事は空間全体を考え、
 これからお施主さんが過ごされる時間を想像して計画し、
 ひとつひとつの素材として
 樹木や石や草花や土や木材を使います。

 その目線で現場に立つことに
 慣れてしまっています。



 あなべるさんは
 草花や鉢植えを主として広がる庭を考えておられます。

 少し角度が違うんですね。


 
 その角度同士が混ざり合うことは
 すごくおもしろいことだなーと
 感じさせられます。 うん、実感します。


 お施主さんも
 これはなんとなくですが、
 ご主人は僕の担当したところが特に気になるし
 奥さまはあなべるさんが担当されたところが
 やっぱり気になっておられるのではないか?
 と思います。



 よりお施主さまが望んでおられることに
 近づいていけてるのではないかと^^



 植物たちは
 ゆっくりと春を迎える準備をはじめています!

 午前は雪が積もるほどでしたが、
 真っ赤に膨らみはじめた新芽は
 「萌」っとりました^^


 
 これからの成長が楽しみです☆






 ふたつの「願い」を込めた「庭や」たちのサイト




 

 
 

 
 

 
 
 
 
 
| かんがえ | 20:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
「壊す」こと
 
 昨日22日より島之内の庭着工いたしました!
 
 7年前からぼんやりとお話ししていたものが
 今年に入って急ピッチに進み
 ようやく着工にいたりました☆
 今回は打合せの段階より
 僕も所属しているMONKY DESIGN TEAMの
 インテリアデザイナーである野田と
 WHATNOTのゴリラ大工湯村さんと
 チームとして取組み、打合せ・企画提案など
 行ってきました。
 僕にとっても初めての取組みなので
 これからの施工が楽しみです☆
 初日は解体から。。。
 
 
 既存のコンクリートを壊していきます。
 
 僕たちは「つくる」仕事をしていますが
 その「つくる」ために「壊す」ことも多く行います。
 今回は
 土間のコンクリートと門柱、花壇など。。。
 それは、もちろん
 「現在よりも良い状況をつくるため」にです。
 すごく矛盾しているようですが、
 すごく大切なことだと思っています。
 ハツリ(壊し)ながらこんなこと考えてました。。。。
 また、古い建物や庭を残していきたいとも考えています。
 わかりやすいところでは「古民家」などと言われるようなものは
 なるべく壊さずに活かしていくことを積極的に考えています!
 実際に、リフォームやリノベーションなどと
 改善して繰り返して使うことをススメルことには
 すごく共感します。
 ただしっかりとした理由を考えないといけないと思っています。
 使われなくなるものには必ず理由があります。
 
 子供の誕生や成長などによる生活の変化や
 事業の転換や縮小など様々な理由があると思います。
 その理由のなかで
 利便的や経済的にばかり考えるのではなく、
 文化的や景観的、社会的な角度からも考たりして
 答えを導きだしていく選択をしていきたいと思っています。
 「現在よりも良い状況をつくるため」というのは
 そういうふうに
 たくさんの角度から見て選択をしていくので
 時間もかかりますし頭も悩ませます。
 でもそこがすごく大切だと思っています。
 最近、取り壊されていく建築も
 その見解がなされていないからだと思います。。。
 「壊す」ということが悪いのでもなく、
 「残す」ということが正しいのでもなく、
 ひとつひとつの事柄を「ふつう」に考えることが
 大切なんじゃないかなーと思います。
 
 そんなこんなでまた
 
 明日から工事進めていくのです☆
 
 
 
 
| かんがえ | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
ぬくもり。
 
 まだまだ本を読むことが習慣づかない僕ですが、
 それでもいろんな人に薦められる本を手元に置いては
 ちょこちょこと読んでいってます。
 最近はとても素敵な出会いがありました☆
 
 
 この2冊は僕にとってバイブルとなりそう☆
 
 仕事の面でも暮らしの面でも^^
 ホッコリした気持ちなのに
 ココロの奥では躍動的な未来へ
 挑んでいく感じ☆
 
 いつも真ん中には
 「ぬくもり」のあるものがあって
 それを健やかな瞳で見つめながら
 
 自分の「いい!」と思えるものを。。。
 ココロから楽しいと思えるものを。。。
 育んでいけたらいいなー。
 と思います☆
| かんがえ | 18:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
デザイン 付加え
 
 
 「よく考えて、最適を導きだすこと」


        +



 「長く愛されるカタチにすること」




 どちらも同じくらい大切なこと。



 でも、

 上は
 どんなデザイナーや庭師が携わっても
 同じ答えであるはず。
 (表現などは違うだろうけど。。。)


 下は
 絶対に違うものになる。またしなければいけない。
 (真似からはじまるけどね。。。)
| かんがえ | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
デザイン
 
 もう少し前のことになりますが
 18日の日曜日はガーデニング研究会に参加してきました。
 


 今回のテーマは「デザインとは?」

 
 武部さんの持っておられる鍋や釜のコレクションの
 一部をわざわざ持ってきてくださり
 それを題材に話してくださいました。

 水と火と塩があれば世渡りができる!
 というクニ子おばばの言葉に付加えて例えられた
 「鍋」のお話しはおもしろいですねー。

 水と火だけでは米は炊けません。。。
 かならず鍋が必要です。


 鍋があることで調理の幅がグッと広がります!

 今回武部さんが持ってこられた鍋は
 様々な素材がありました。
 鉄・石・土・ホーロー・ステンレス・銅・水晶!など
 

 
 カタチもおもしろいものばかり。
 鍋の存在が僕のなかで少し大きくなりました(笑)

 僕の理想の「暮らしかた」を考えるのが
 今はすごく楽しいし
 これからの庭つくりには大切なことだと思っているので
 「鍋」はおもしろいものだなーと思いました。


 
 その話しのなかでたくさんの
 「ものつくり」の考えがありました。

 ・機能性や構造を追求することによって生まれてくるカタチ
 ・アノニマスデザイン(無作家性のデザイン)
 ・民俗的なもの
 ・つくられた時代の雰囲気が刻まれていること
 ・「変化」を受入れられるもの
 ・よい素材を選ぶこと。その目利き。
 ・素材が良いものは「音」も良い。
 ・鍋の場合「味」も重要

 
 「ものつくり」という点でやっぱり庭とも共通点が多いし
 いろんな観点があっておもしろかった。



 
 「デザイン」という言葉は我々「萬葉」でも
 Garden design officeというのをつけています。

 はじめは現場の作業だけではなく、
 もっと考え抜いたうえで現場に入るべきでは?
 という簡単な考えでdesignという言葉を用いたんですが
 知れば知るほど奥が深いことがわかります。



 

 最近は提案のとき
 「コンセプト」をかならず考えるようにしています。
 
 というのは、僕のなかではそこが「Garden design」
 だと思うからです。

 今与えられている事柄のイチバン「核」となる部分は
 なんなのか?
 イチバン「ピュア」な部分を導きださなくてはならないと
 思っているからです。

 
 それは、設計にも入る前の段階なのかも知れません。

 その事柄を紐解いたときに「庭」が必要でなければ
 「つくらない」という提案をしなければならないと思います。


 
 そして、それから物質化しなければいけません。
 それが僕の場合「庭」なんだなと。
 
 ここももうひとつの「デザイン」なんだと思います。
 ここのアウトプットの仕方で個人差が生まれます。


 また、「庭」が他のものづくりと違うところは
 ・雨風にさらされるということと
 ・成長する生き物であるということです。

 そのような環境と素材をお借りして物質化します。


 でも僕たちができることはそこまでです。
 
 「物質化」するという言葉では表現できない感じです。


 石や樹木という地球の産物である素材の行先を聞き取って
 移動し、設置してあげる。
 
 ものすごく高貴な「神の使い」のような感じにも捉えられますし、
 石や植物にこき使われている「召使い」のようにも思えます。



 ちょっと話しが逸れてしまいましたが、
 「デザイン」という言葉も「庭」という言葉も
 奥が深いです。

 
 言葉はただ言葉に過ぎませんが
 その言葉を通じて考えが深まったり、繋がったりすることが
 大切だと思います。

 
 「よく考えて、最適を導きだすこと」
 

 僕は庭をつくる前に
 事柄をデザインできる人に
 なりたいなーと思います。
 
 


 

 

 
 

 

 
| かんがえ | 19:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
来年の仕事
 
 今年も残すところあと3日。
 いよいよ押迫ってきました。。。

 この時期のこの雰囲気はいつまでたっても
 ワクワクします!

 溜まりに溜まった疲労感と
 今年も「無事」に越せそうな安堵感と
 この休みをどうやって過ごそうかという期待感と。


 あともう少し頑張ります!!




 萬葉では、
 年末は特別なことがない限り
 12/26にて現場作業や通常業務は
 終了させていただくようにしています。



 それは、1年の感謝を込めた塵払いと
 来年へ向けての準備を整えるためです。

 もう気持ち的には来年の仕事してる感覚ですね☆


 
 倉庫・道具・置き場・事務所・洗車・植木畑など
 庭つくりするためにいつも利用している
 モノ、場所を丸々3日かけて整理整頓していきます。

 僕にとっては本当に大切な時間です☆

 
 「これあんときのやつやなー。あれは上手いことはまったなー。」
 「これはえらい苦労したなー。」
 やら、しゃべりながら1年のことを振り返れるし
 来年に向けても
 「こんなことが増えればいいなー」
 という希望も見えてきます!


 
 今年もあと事務所の掃除を残して
 おおかた片付きました☆
 
 これからとりかかります。


 明日は家の掃除。
 
 夜は昨日から3日連続の忘年会やし
 飲みっぱなしで
 年越すまで酔っぱらったままいきまっせ(笑)



 
 
| かんがえ | 13:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
おじいちゃん
 
 僕には89歳になるおじいちゃんがいます。
 今はもう野菜を見に行くくらいしか畑に行かないけど
 2年前までは植木畑の手入れもしてくれていました。
 
 元はおじいちゃんとおばあちゃんで
 縁日などで植木の露天商をやっていたらしいです。
 それが戦後、大阪の造成区画整備に伴って
 どんどん住宅が建ちはじめ
 現場に出るようになっていったと聞いています。
 今でも手入れに行かせていただいてるお宅には
 そんなお宅もあって家の方にそんなお話しも伺います。
 
 
 そんなおじいちゃんが
 昨日の朝僕に
 「いろいろ勉強して頑張ってんねんなー。
  おばさんが端から端まで説明してくれて
  すごい喜んではったわ。
  俺も見てきたよ。嬉しかったわ。」
 と言ってくれました。
 本当に本当に嬉しかったです!!!!
 こないだお庭つくりさせていただいた
 親戚の家に招かれて庭を見てきたみたいなんです。
 それをわざわざ満面の笑顔で
 報告してくれました。
 
 本当にありがとう☆
 僕はおじいちゃんと親父が引き継いできた
 「北谷萬樹園」という屋号があるにも関わらず、
 「Garden design office萬葉」という窓口を
 全く相談もせずつくって勝手ばかりしてきました。
 親の仕事のやり方を批判したりもしました。
 本当に辛い思いをさせてしまったことも
 あったと思います。。。
 でもそれも僕なりにこの仕事に
 真剣に取組もうとした結果ではありました。
 継続するには革新を繰り返してこそ
 やっと現状維持だと思ったので起こした行動でした。
 それが今回、親戚の家の庭のお仕事を
 させていただいたことによって
 おじいちゃんにあんな笑顔で話してもらえるなんて
 本当に本当に嬉しかったです!!!
 設計:萬葉   施工:北谷萬樹園
 で取組んだことにも僕と親父のなかでは
 なにか通ずるものはあったと思いますが、
 おじいちゃんまで。。。
 本当に僕は幸せもんです☆
 これからも「北谷」の名に恥じないように
 精進していきたいと思います! 
| かんがえ | 20:42 | comments(2) | trackbacks(0) |
暮らし
 
 東京 「植木屋 塩の」の塩野さんと
 福山 「庭譚」の橋本善次郎さんが
 紹介されてる画像があります。
 僕も観てみて、
 なるべく多くの方に観てほしい!と
 率直に思ったので紹介させていただきます!
 
 日本全国各所に知恵袋のような
 こんな「おばば」はたくさんいたんだと思う。
 
 そんな方々は、僕たちが普段頼っている
 情報やネットワークとは全く無縁・・・。
 
 そんなものよりも自分が
 観たもの、触れたもの、食べたもの、嗅いだもの、聞いたもの。
 感じたすべてを信じている。
 逆に信じるものは自分しかない。
 そんな感覚が精通し宇宙と繋がってしまう。
 こないだ「イワクラ」見学で言ってはった
 同じようなものが全国あちこちでもあった。
 ということとも繋がってくる。。。
 だからといって、
 この感覚を全員が持つことはできないと思う。
 
 これを現代の僕たちの「暮らし」に
 当てはめていかなくてはならない。
 またこれが「ものづくり」の本質だとも思う。
 とにかく「おばば」はすごい!!
 でも、こういううのってなんでたいがい
 「おじじ」じゃなく「おばば」なんやろ??
| かんがえ | 10:35 | comments(4) | trackbacks(0) |
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